コラム

2026.02.09

内視鏡検査は朝イチがベスト?予約時間・食事制限・仕事調整の完全ガイド

目次

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石川消化器内科内視鏡クリニック

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内視鏡検査を受けることが決まったとき、「何時に予約すればいいの?」「前日は何を食べたらいいの?」と不安になる方は多いです。

検査の予約時間によって、準備の仕方や当日のスケジュールが大きく変わります。

この記事では、消化器内視鏡専門医として数多くの検査を行ってきた経験から、最適な予約時間の選び方や前日の食事制限、仕事との調整方法まで詳しく解説します。

検査をスムーズに受けるための段取りを、医療現場の実情に基づいてお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

朝イチ予約のメリットとデメリット

内視鏡検査の予約時間として「朝イチ」を選ぶ方は少なくありません。

朝の早い時間帯に検査を受けることには、いくつかのメリットがあります。

朝イチ予約の主なメリット

まず、空腹時間が短く済むという点が大きな利点です。

前日の夜から絶食が必要な内視鏡検査では、朝早い時間に検査を受けることで、空腹を我慢する時間を最小限に抑えられます。

午前9時30分や10時30分に検査を受ければ、11時から12時頃にはご帰宅いただけます。

次に、午後の時間を有効活用できるという利点があります。

仕事が忙しい方や子育て中の方にとって、丸1日を検査で費やすのは負担が大きいです。

朝イチの検査なら、午後からは通常の予定を入れることが可能です。

さらに、検査前の不安な時間が短いというメリットもあります。

検査を待つ時間が長いほど、緊張や不安が増してしまうものです。

朝イチであれば、起きてすぐに検査に向かえるため、心理的な負担も軽減されます。

朝イチ予約の注意点

一方で、朝イチ予約にはいくつかの注意点もあります。

早朝からの準備が必要という点です。

大腸カメラ検査の場合、検査の4時間前から下剤を服用する必要があります。

9時30分の検査であれば、朝5時30分頃から下剤を飲み始めることになります。

また、朝の通勤ラッシュと重なる可能性があります。

都市部では朝の移動が混雑するため、余裕を持った移動計画が必要です。

鎮静剤使用後の運転制限も考慮すべき点です。

検査で鎮静剤を使用した場合、当日の車・バイク・自転車の運転はできません。

朝イチの検査でも、この制限は変わりませんので、ご家族の送迎や公共交通機関の利用を検討してください。

胃カメラと大腸カメラで異なる予約時間の選び方

内視鏡検査には「胃カメラ」と「大腸カメラ」があります。

それぞれ準備方法が異なるため、最適な予約時間も変わってきます。

胃カメラ検査の予約時間

胃カメラ検査は、午前中の予約が一般的です。

検査前日の夜9時頃までに消化の良い夕食を済ませ、当日の朝は絶食で来院します。

検査自体は20分程度で終わり、検査後1時間ほどで食事が可能になります。

午前中に検査を受ければ、昼食から通常の食事に戻れるため、生活リズムへの影響が最小限です。

ただし、午後に検査を受ける場合は、朝食を検査の6時間以上前に済ませる必要があります。

大腸カメラ検査の予約時間

大腸カメラ検査では、朝イチから午前中の予約が推奨されます。

検査3日前から食物繊維の多い食品を控え、前日は消化の良い食事に限定します。

当日は検査の4時間前から下剤を服用し、便の状態が適切になったら来院します。

朝イチの検査であれば、早朝から下剤を飲み始め、午前中に検査を終えることができます。

検査後は通常の食事が可能ですが、ポリープ切除を行った場合は、飲酒や激しい運動を控える必要があります。

仕事との調整を考えた予約時間

仕事をされている方にとって、検査のための休みをどう取るかは重要な問題です。

胃カメラ検査なら、午前中に検査を受けて午後から出勤することも可能です。

ただし、鎮静剤を使用した場合は、検査後の眠気や集中力の低下を考慮し、半日休みを取ることをお勧めします。

大腸カメラ検査の場合は、丸1日の休みを取るのが理想的です。

下剤の服用から検査、検査後の体調回復までを考えると、無理に仕事を入れない方が安全です。

前日の食事制限を成功させるコツ

内視鏡検査の精度を高めるためには、前日の食事制限が非常に重要です。

適切な食事制限ができていないと、検査がスムーズに進まず、再検査が必要になることもあります。

胃カメラ検査前日の食事

胃カメラ検査の前日は、消化の良い食事を心がけることが基本です。

おかゆ、うどん、白身魚、豆腐、卵など、脂肪分や食物繊維が少ない食品を選びます。

前日の夕食は20時までに済ませ、それ以降は水やお茶、スポーツドリンクのみ摂取可能です。

避けるべき食品は、脂身の多い肉、揚げ物、きのこ、海藻、豆類、乳製品などです。

これらは胃の中に残りやすく、検査の妨げになります。

大腸カメラ検査前日の食事

大腸カメラ検査では、検査3日前から食事制限が始まります。

検査3日前からは、こんにゃく、海藻、きのこ、繊維質の多い野菜、乳製品、玄米などを控えます。

前日の夕食は20時までに済ませ、消化の良い食事または検査食を摂取します。

食べて良いものは、白米、おかゆ、うどん、そうめん、白身魚、鶏むね肉、豆腐、じゃがいも、バナナなどです。

前日の夕食後は、水やお茶、スポーツドリンクを積極的に摂取し、腸内をきれいにする準備をします。

食事制限中の注意点

食事制限中は、水分補給を十分に行うことが大切です。

特に大腸カメラ検査では、下剤の効果を高めるために、前日から当日にかけて2リットル程度の水分摂取が推奨されます。

ただし、牛乳やコーヒー、アルコールは避けてください。

また、普段服用している薬は医師の指示に従うことが重要です。

血圧の薬や心臓の薬など、継続が必要な薬もあれば、休薬が必要な薬もあります。

事前の診察時に必ず確認しましょう。

当日の下剤服用と来院タイミング

大腸カメラ検査では、当日の下剤服用が避けられません。

下剤の飲み方と来院タイミングが、検査の成否を左右します。

下剤服用の基本的な流れ

当日は検査の4時間前から下剤を服用します。

9時30分の検査であれば、朝5時30分頃から下剤を飲み始めます。

下剤は1時間から2時間かけて、指示された量を少しずつ飲んでいきます。

下剤を飲み始めてから1時間から2時間後に、便意を感じ始めます。

その後、何度もトイレに行くことになりますので、自宅で落ち着いて過ごせる環境を整えておくことが大切です。

適切な便の状態とは

検査に適した便の状態は、透明から薄い黄色の水様便です。

便に固形物が混じっていたり、茶色い色が残っていたりする場合は、まだ腸内が十分にきれいになっていません。

この状態で検査を受けると、観察が不十分になり、病変を見逃す可能性があります。

適切な便の状態になったら、クリニックに連絡して来院します。

検査の15分前には到着するようにしましょう。

院内で下剤を服用する選択肢

当院では、**トイレ付き個室で下剤を服用できる体制**を整えています。

自宅のトイレ環境に不安がある方や、通勤途中でトイレに行きたくなるのが心配な方は、院内での下剤服用をお勧めします。

事前にご相談いただければ、スケジュールを調整いたします。

鎮静剤使用時の注意事項と帰宅後の過ごし方

内視鏡検査では、苦痛を軽減するために鎮静剤を使用することがあります。

鎮静剤の使用には、いくつかの注意事項があります。

鎮静剤使用時の運転制限

鎮静剤を使用した場合、当日の車・バイク・自転車の運転は禁止です。

鎮静剤の効果は個人差がありますが、検査後数時間は眠気やふらつきが残ることがあります。

安全のため、ご家族の送迎や公共交通機関の利用を計画してください。

また、検査当日は重要な判断を伴う仕事や、危険を伴う作業も避けるべきです。

鎮静剤の影響で集中力や判断力が低下している可能性があるためです。

検査後の食事と過ごし方

胃カメラ検査後は、1時間ほど経過してから食事が可能です。

組織採取を行った場合は、刺激の強い食べ物や熱いものは避け、消化の良い食事から始めます。

油分の多い食事や過度の飲酒も控えてください。

大腸カメラ検査後は、通常の食事が可能ですが、ポリープ切除を行った場合は特別な注意が必要です。

飲酒や激しい運動は1週間程度控え、出血や腹痛などの症状があれば、すぐにクリニックに連絡してください。

検査結果の説明

検査後は、リカバリー室で休んでいただいた後、結果説明を行います。

当院では、すべての診察、検査、検査結果説明を院長が担当しますので、安心してご相談いただけます。

検査で採取した組織の病理検査結果は、約1か月後の外来時に説明いたします。

よくある質問と回答

内視鏡検査について、患者様からよくいただく質問をまとめました。

Q1. 検査前日にお酒は飲んでも良いですか?

**少量であれば問題ありません**。

ビール350ml程度、ハイボールやワインならグラス2杯程度が目安です。

ただし、大量の飲酒は検査の精度に影響しますので、控えめにしてください。

Q2. 検査当日に薬を飲んでも良いですか?

**医師の指示に従ってください**。

血圧の薬や心臓の薬など、継続が必要な薬もあります。

一方、糖尿病の薬やインスリンは、検査当日朝の使用を中止します。

事前の診察時に、服用している薬をすべて医師に伝えてください。

Q3. 生理中でも検査は受けられますか?

**胃カメラ検査は問題なく受けられます**。

大腸カメラ検査も基本的には可能ですが、生理の状態によっては延期をお勧めすることもあります。

ご予約時にご相談ください。

Q4. 検査後すぐに仕事に戻れますか?

**鎮静剤を使用しない場合は可能です**。

ただし、鎮静剤を使用した場合は、眠気やふらつきが残る可能性があるため、半日から1日の休みを取ることをお勧めします。

検査の種類や体調によっても異なりますので、事前に医師にご相談ください。

まとめ:あなたに最適な予約時間を選ぶために

内視鏡検査の予約時間は、検査の種類や生活スタイルによって最適な選択が異なります。

朝イチの予約は、空腹時間が短く午後の時間を有効活用できるメリットがありますが、早朝からの準備が必要です。

胃カメラ検査なら午前中の予約が一般的で、大腸カメラ検査では朝イチから午前中の予約が推奨されます。

前日の食事制限は検査の精度を左右する重要な要素です。

消化の良い食事を心がけ、水分補給を十分に行いましょう。

当日の下剤服用では、適切な便の状態になるまで自宅で落ち着いて過ごすことが大切です。

鎮静剤を使用する場合は、当日の運転制限や検査後の過ごし方に注意が必要です。

検査後は医師の指示に従い、無理のない範囲で日常生活に戻ってください。

当院では、患者様が安心して検査を受けられるよう、さまざまな工夫を行っています。

初診当日の検査や土曜日の検査にも対応しており、お忙しい方でも受診しやすい環境を整えています。

内視鏡検査に関するご不安やご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。

消化器・内視鏡専門医として、すべての診察、検査、検査結果説明を担当いたします。

詳しい検査内容や予約方法については、石川消化器内科内視鏡クリニックの公式サイトをご覧ください。

著者情報

石川消化器内科・内視鏡クリニック
院長 石川 嶺 (いしかわ れい)

経歴

平成24年 近畿大学医学部医学科卒業
平成24年 和歌山県立医科大学臨床研修センター
平成26年 名古屋セントラル病院(旧JR東海病院)消化器内科
平成29年 近畿大学病院 消化器内科医局
令和4年11月2日 石川消化器内科内視鏡クリニック開院

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